似た形の骨の動き方は似ている
- Sole Movement base
- 2023年10月3日
- 読了時間: 2分
出産前まで、Trainer’s labというワークショップを不定期にしていました。
もっと手が抜けるのでしょうが、私は準備を120%くらいやり込みたい方でして。。
やりたい内容はありますが、まだそこに費やす時間と体力がないのが実際。
その分学びたいことができたので、インプットに充てたい!時間を作るぞ!と思っています。
さて、今回は“似た形の骨の動き方は似ている”ということについて。
私たちの体には骨や関節がそれはもうたくさんあります。
私は理学療法士なので、その一つずつを学生時代に解剖学や運動学という勉強で一つずつ学んできました。
基本的に丸暗記が得意な私は国家試験や、実際に働き出してその知識が使えずに困り^^;
繰り返し勉強してみたらタイトルのことに気がつきました。
今日は腕の骨である上腕骨(図の青)と太ももの骨である大腿骨(図の黄色)について。

上腕骨の上の方は肩甲骨と、下の方は橈骨と。大腿骨の上の方は骨盤と、下の方は脛骨と。
それぞれ関節を作ります。
少し遠めでみてみるとそれぞれの骨の形が似ていることに気づくのではないでしょうか?
特に骨の上の方は丸い形をしています。
この二つの関節はよくけん玉に例えられます。けん玉は上下にも、横方向にも動きます。
実際に肩も股関節も、前側の上げ下げ・横側の上げ下げ・開く閉じる(回旋)の動きができ、体の中でも可動性の大きな関節です。
ふと普段の生活でみると肩と股関節、ずいぶん離れているし、全く別のものと捉えがちですよね。
ですが、似た形のものは動き方も似ています。
セッションの中で股関節の動かすコツを掴めたら、今度は肩のコツもほぼ掴んだも同然!
セッションの中では私の手を添えたり、押したりすることで“こういう感じですよ”とお伝えをしたり。
必要な時は骨の模型を出して説明もします。
動画を見てもピラティスはできますが、動きを理解して動くのでは全く違う体のレスポンスが返ってきます!
体の動く仕組みを一つずつ知っていくと、普段の生活での癖に気づくことも。
それがさらに自分に合う運動に気づけるようになっておられるお客さまもいらっしゃいます。
動いて気持ちがいい。だから知りたくなる、もっと動きたくなる。
かつての私がそうだったように、皆さんにもそんなセッションを提供していきたいと思っています。
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