股関節と肩関節を動かす時のイメージ
- Sole Movement base
- 2023年10月12日
- 読了時間: 2分
前回股関節と肩関節のかみ合わせはけん玉に例えられるということを書いていきました。
形が似ていると動きは似ているとお伝えしましたが、じゃあ実際どう動くのか?ということを
書けたらなぁと思います。
肩と股関節は上腕骨・大腿骨側の丸みのある関節の面が肩甲骨・骨盤側の対する面より大きいため不安定という特徴も持っています。
これを補うための仕組みも素晴らしいことに私たちの体は持っているのですが、今回それは割愛します。
今日はこの受け皿になる肩甲骨・骨盤側のことをすり鉢、中に入れたものをする棒を上腕骨・大腿骨と見立ててみましょう。
この受け皿に時計回りにてっぺんを12時、時計の3時のところを3時、6時、9時としてみます。
私たちが腕を万歳する時、上腕骨は中心から6時の方向に向かってお皿の中をすべります。腕を下ろす時は6時から中心に戻ってきます。
腕を肩の高さまで万歳し、そこでぐるっと360度円を描く時には受け皿の中で同じように360度円を描いている、という仕組みになっています。
これがたとえば、動かしにくいところがあったとすると中に入っているものをすれないところが出てきてしまうのです。
私はいつもとんかつ屋さんでくれる、小さいすり鉢に入った胡麻のイメージをします。
つぶつぶが少ない胡麻にソースを入れて食べるとまた味わいが違くなって美味しいですよね。
私たちの関節は、関節の中で分泌される関節液という潤滑油があり、これがうまく分泌されているとなめらかに関節が動きやすくなります。
この関節液が出ている時は、関節の噛み合わせがよく、このすり鉢の中ですり棒が上手に動いている時。
冬に向けて朝関節がこわばったり、膝などの動き始めの痛みが気になってくる方が増える時期です。
ソールのピラティスでは、姿勢や動きをチェックして、動きにくい関節や筋肉などを動かしやすくするケアから始めていきます。
痛みや動きにくさで運動できないかなと不安な方も一度ご相談ください。
状態のチェックから一つずつ動きやすい体づくりをサポートいたします。

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